劇団四季の新作オリジナルミュージカル「バケモノの子」(4月30日~、東京四季劇場 秋)の最終通し舞台稽古が28日、東京四季劇場秋で行われ、熊徹を演じる伊藤潤一郎が、やりがいを示した。

「細田守監督作品が大好きな私にとって、このミュージカルへ出演できることは大きな喜びです。心躍る音楽や迫力のアクション、鮮やかなバケモノの世界。原作映画が持つ壮大なスケールをそのままに、生の舞台ならではの熱量を肌で感じていただけるような作品になりました」とコメントした。

同作は、バケモノたちの住む異世界と東京・渋谷が舞台。無類の強さを誇るバケモノの熊徹と、親子のような絆で結ばれる人間の少年を描いた物語。

原作は、15年に公開された細田守監督の同名アニメ映画で、スタジオ地図作品のミュージカル化は同作が初めて。国産ミュージカルとして最大級の長期公演に挑む。