過疎化が進む地域での移動手段の確保につなげようと、行きたい場所に自家用車で連れていってくれるボランティアを探せるサービスの実証実験が、京都府舞鶴市で始まりました。
舞鶴市で実験が始まったのは、「ＭａａＳ」（マース）と呼ばれる、次世代型交通サービスです。
このサービスでは、住民がスマートフォンの専用のアプリで行きたい場所を入力すると、移動手段としてタクシーやバスだけでなく、ボランティアで登録した人が運転する自家用車も表示されます。
過疎化が進む高野地区で今月１日に行われた体験会では、住民たちが画面をタッチしながら目的地まで送り届けてくれる車を選び、実際に到着するまでの手順を確かめていました。
乗客として参加した７０代の女性は、「１人暮らしで今はバイクに乗っていますが、運転できなくなった時のことを考えて登録しました。アプリの使い方が難しいので、早く慣れたいです」と話していました。
舞鶴市はこの実証実験を、ボランティアのドライバー４０人余りが登録して９月末まで実施し、効果を検証することにしています。
舞鶴市企画政策課の森輝明交通政策担当課長は、「人口減少が進む中で公共交通を維持するのは難しく、住民の送迎も組み合わせて有効に機能させたい」と話しています。
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July 04, 2020 at 02:00PM
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過疎地の交通手段 舞鶴で実験｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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