2009年に公開され、その圧倒的迫力のCG映像と壮大なストーリーで大ヒットを記録した映画『アバター』の続編『アバター:ザ・ウェイ・オブ・ウォーター』は公開からわずか2週目にして興行的に大成功を収めているようだ。現在、全世界で29億ドル(約3,844億円)の興行収入を記録しており、ホリデーシーズン開始としては好調なスタートを切っている。
同シリーズの監督を務めるJames Cameron(ジェームズ・キャメロン)は米のエンターテイメント情報誌『Entertainment Weekly』のインタビューで、続編の壮大な計画に向けてすでに動き出していると明かした。現在公開中の2作目には意図的に“いくつかの疑問点”を残したことを言及し「続編へのエサと呼べるかもしれないが、それを正当化しようとは思っていない。ただ、もう続編はもうすでに撮影済みだから誰にも売り込む必要はないんだ」と答えている。
また、『ザ・ウェイ・オブ・ウォーター』では、Trinity Jo-Li Bliss(トリニティ・ジョリー・ブリス)演じるトゥク(キャスト当時7歳、現在13歳)やJack Champion(ジャック・チャンピオン)演じるスパイダー(キャスト当時12歳、現在18歳)など、多くの子供キャラクターが登場する。Cameron監督は、登場人物が若いため、第3作はもちろん、第4作中の第1幕から第3幕までを一度に完成させる必要があると説明。
その理由として『ストレンジャー・シングス』を例に挙げ「僕はあの番組が大好きなんだ。不信感を抱かれるだろうけど、特にキャラクターが好きなんだ。でもアバターで12歳の時キャスティングしたJackは今18歳で、すごいスピードで成長している。今回Jackは14歳から15歳、もう少しで16歳になる時に撮影を終えたんだ。つまり我々は1年半以上にわたって彼を撮影していたことになる。そうしないと、ストレンジャー・シングスのように、高校生役なのに27歳に見えるという現象が起きるからね。ストレンジャー・シングスは大好きだけど」と語っている。
また、続編はいずれも『ザ・ウェイ・オブ・ウォーター』で登場した場所に近接する舞台となるようだ。プロデューサーのJon Landau(ジョン・ランドウ)は「各作品は、惑星パンドラの新しい一族、新しい文化を観客に紹介することになります。既に登場したキャラクターは、現在進行中の進化の一部となり、私たちはそれを新たなストーリーに追加するだけです。ですから、この映画で出会ったメトカイナ族を次の映画で見ることができると思います。第3作で紹介する他の氏族が第4作でも登場するなど、さまざまな展開が期待できます」と説明している。
全5作で構成されると噂される『アバター』シリーズの第3作は2024年12月20日(現地時間)の公開を予定している。そして『アバター4(仮題)』は26年12月18日、『アバター5(仮題)』は28年12月22日(いづれも現地時間)の全米公開を予定と既にスケジュールが決められているようなので、長く続くこの壮大な物語をしっかりフォローしておこう。
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