お笑いコンビ「ピース」の綾部祐二さんが5月19日にYouTubeチャンネル「YUJI AYABE from AMERICA」を開設。2017年の渡米について初めて口を開き、当初の計画が失敗に終わったことなどニューヨークでの5年間を赤裸々に語っています。
綾部さんは、人気芸人として多くのバラエティー番組で活躍していた2017年に突如渡米。活動拠点をニューヨークに移し、Instagramでは5年間にわたってオシャレな“NY生活”を発信していましたが、現地でのタレント活動についてはほとんど情報がなく、その実態は秘密のベールに包まれていました。結局なにやってたんだ……。
綾部さんは初投稿となる同動画で、渡米2日目から現在までの記録をダイジェストで公開。その後はニューヨークにある建物の屋上でインタビューに答えており、全身ブラックのファッション&サングラス姿で足を組みながら5年間を振り返りました。5年間の変化すごい。
渡米前の“最初の計画”を問われた綾部さんは、「とにかく5年間、何も言わない。何も語らない。何やってるか分からない状態にして、5年経ったところで、突然(ペラペラの)英語をパーンって、みんなの前で披露する」と当初から“5年の潜伏期間”を設けるつもりでニューヨークに渡ったことを告白。
ついに5年が経過したわけですが、「40歳で渡米して、もちろん英語やってますけど、オレが思ってた1億倍くらい大変で」「5年間だんまり決め込んで、英語でバーンとやるつもりが、全然英語が伸びなかったていうのが現状です」とシンプルに英語が習得できなかったことを明かしています。こんなに真っ直ぐな失敗あるんだ。
またInstagramで発信していた“NY生活”については、「テーマを『なにしてんだこいつ』に決めて」「5年間、98%リアルであげているものはないですね」と5年後に向けて活動の実態がつかめないようにフィクションだらけの投稿をしていたとのこと。結局は英語が習得できなかったためこの演出も無に帰しており、「最初の計画は失敗ですか?」と問われると、「最初の計画は失敗です」と食い気味なオウム返しで失敗を認めていました。“振り”に5年使った芸人の鏡……。
また綾部さんは渡米の理由について、40歳から60歳までの20年間を「人生で1番めちゃくちゃしたな、1番バカやったな、1番ガムシャラにやったなという時期にあてたい」と強い思いがあったことを告白。そのため日本での安定を捨てたアメリカ挑戦は充実感があるものになっているようで、最後には「10年後の55歳、自分が芸人としてどうなってるか、男としてどうなってるか、全く想像つかないですけど楽しみですね」と晴れやかな表情で語っていました。
5年間の振りが効いた今回の動画に視聴者からは、「5年前に止まった時間が動いた感覚、、!」「久々にいっぱい喋ってる綾部さんが見れて本当に嬉しい!」「人生かけて笑いを生み出してる綾部さんすこ」「習得できてないの笑う最高」「やっぱり人生をかけたお笑いは面白い」「実は英語話せてるんだろうなと思ってたけど本当にできてないの好き」など大きな反響が寄せられています。
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