NECパーソナルコンピュータは19日、コロナ禍によるライフスタイルの変化を考慮したという個人向けPC製品を発表。Androidタブレットの新製品として、11型サイズの「LAVIE T11」シリーズを2月25日より発売する。有機EL「T1195/BAS」と液晶「T1175/BAS」の2機種を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は、それぞれ59,800円前後(税抜)と、42,800円前後(同)。
LAVIE T11シリーズは「自宅で過ごす時間が増えたことにより、オンライン動画やゲームの娯楽、オンライン会議などに最適」とする、Android 10搭載のタブレット端末。オプションでキーボードやペンも用意しており、書類作成も行なえる。
T1195/BASは、コントラスト比にすぐれ、引き締まった黒を表現できる11.5型有機ELディスプレイを搭載。解像度は2,560×1,600ドット。HDR10にも対応し、HDR対応のネット動画やゲームをHDR映像で楽しめる。テュフ ラインランドグループのブルーライト低減の認証も取得しているという。なお、T1175/BASは11型のIPS液晶ディスプレイで、解像度は2,000×1,200ドット。
どちらのモデルも、8コアの高性能プロセッサを搭載。ストレージ容量は128GBで、従来のeMMCよりも転送速度の速いUFSを採用。ネット閲覧ほか、高画質動画の再生やオンラインゲームなども快適に行なえるという。
T1195/BASは、持ち方や置き方に左右することなく音が聞こえるJBL製4スピーカを搭載。コンテンツに合わせて最適なサウンドに調整できるDolby Atmosに対応しており、映像やゲームの中にいるかのような臨場感あふれるサウンドで楽しめるとする。
パスワードを入力することなく、Webカメラに顔を向けるだけでサインイン可能な顔認証対応高性能Webカメラを内蔵。T1195/BASの場合は、指紋認証機能とリアに広角カメラを備えており、広範囲な撮影が行なえる。
タッチパッドを搭載した脱着式キーボードや、4096段階の筆圧感知に対応したデジタルペンをオプション(別売)で用意。スタンドカバー付きキーボードを本体に装着すれば、ノートPCのように使える。
Web閲覧時のバッテリ駆動時間は、T1195/BASが約15.6時間、T1175/BASが約13.6時間。T1175/BASは、防塵生活防水のIP5X/IPX2をサポートする。
外形寸法/重量は、T1195/BASが264.3×171.4×5.8mm/約485g、T1175/BASが258.4×163×7.5mm/約490g。
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