- 2020/12/03
- MotorFan編集部 北 秀昭
カワサキはAI(人工知能)を活用した「ライダーサポートシステム」の実証実験を開始したと発表。「ライダーサポートシステム」は、クラウドサービスと連携し、スマートフォンを介した多彩な双方向通信を可能としているのがポイント。AI(人工知能)がライダーに様々な情報を教えてくれる次世代の新技術だ。スマホを通じたAI(人工知能)による音声や画像によるサービスは、現在発売中及び、今後発売予定の一部でも使用可能となる予定。
REPOR●北秀昭(KITA Hideaki)
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走行前
ツーリング途中:その1
ツーリング途中:その2
走行後
スマホのコンピュータ機能を活かし、マシンの走行履歴や天気状況等をAI(人工知能)が把握・処理。未来も予測してくれる画期的なシステム!
事件が無事解決し、マイケルとキットは車内でバカ話。そしてまた来週……。一台のクルマが極めて高い知能を持ち、時には知的なジョークも飛ばす。「ナイトライダー」というドラマは、クルマが人格を持った一人の人間のように描かれているのが特徴だった。
カワサキが開発中のAI(人工知能)を活用した「ライダーサポートシステム」とは、動画では「Kawasaki Rideology meets Artificial Intelligence」と題されたシステム。様々なシーンにおいて、マイケルとキットの関係のように、ライダーの走りを会話形式でフォローしてくれるというものだ。
今回発表されたライダーサポートシステムは、スマートフォンのクラウドサービスと提携し、バイクとライダーを一体化。スマホを通じ、各自の日々の使用状況や走行状況を記憶させることにより、バイクに人工知能を寄与。
例えば、オイルなど消耗品の交換時期、燃費情報、目的地までのガソリンの持ち具合、目的地の天候、ツーリング途中のオススメの休憩場所、ライダーのオーダーに応じた食事何処、等々、ライダーがスマホの音声や画僧とコミュニケーションをとりながら、即座に情報を入手できるシステムが構築されている。
「ライダーサポートシステム」の具体的な使用イメージ
走行前
オーナー:はい、カワサキ君! 今朝のバイクの調子はどう?
カワサキ君(バイク):おはようございます。今朝の気温は氷点下1℃。エンジンオイルが極めて低下していますので、スムーズに走らせるには、2分間、暖機運転して下さい。
ツーリング途中:その1
オーナー:はい、カワサキ君! ガソリン容量が少なくなってきた。目的地まで持つかなぁ?
カワサキ君(バイク):現在のガソリン容量は5リットル。目的地までは残り80km。エンジン回転数を3000rpm以下に保てば、残量1リットルの状態で到着します。
ツーリング途中:その2
オーナー:はい、カワサキ君! 目的地の天気はどう? 早めにカッパを着た方がいいかな?
カワサキ君(バイク):目的地は晴れなので、本日のカッパ着用は不要です。
走行後
オーナー:はい、カワサキ君! 今日の走行状況を画面で見せてくれる?
カワサキ君(バイク):スマホに詳細を表示します。
※注:上記の会話文は、すべて一部想定を含みます。
このように、スマホが蓄積した過去の情報に加え、最新の情報を素早くスポイルし、ライダーの質問に対して適切な返答&画面表示をしてくれる。これがライダーサポートシステムの基本的な構造だ。
なお、スマホを通じたAI(人工知能)による音声や画像によるサービス(ライダーサポートシステム)は、現在発売中及び、今後発売予定の一部でも使用可能となる予定。カワサキではAI(人工知能)によるライダーサポートシステムの最新技術を、随時発表する予定だ。
動画:カワサキが公開したAI(人工知能)による「ライダーサポートシステム」
"目的地" - Google ニュース
December 03, 2020 at 05:04AM
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実用化近し!カワサキがAI(人工知能)を活用したバイク通信「ライダーサポートシステム」を公開 - MotorFan[モーターファン]
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