今井は「大河ドラマには今回で3回目の出演となりますが、今川義元にとって重要な回に出演できたこと、心から感謝しております。今川義元を討ち取るという要の役を演じるにあたり、毛利新介の出世欲、強い執念を目的に演じさせていただきました。身に余る演出をつけていただき、胸が高鳴る時間を過ごさせていただきました。壮大な桶狭間の戦いのシーンに是非ともご注目ください」とコメントを寄せている。
本作の今川義元役は、今井が今年4月1日より所属する松竹エンタテインメントの“先輩”、片岡愛之助が演じる。
今井は、ジャニーズ事務所からユニット・タッキー&翼として2002年8月にデビュー。14年にメニエール病を発症し、18年9月にジャニーズ事務所を退所し治療に専念していた。今年2月、徳島県鳴門市の大塚国際美術館で行われた『システィーナ歌舞伎「NOBUNAGA」』で復帰を果たし、その作品でも愛之助と共演している。
ほかに、織田信長の家臣・佐久間右衛門尉信盛(さくまうえもんのじょうのぶもり)役で金子ノブアキ、越前・朝倉家の家臣・山崎吉家役で榎木孝明が出演することも発表された。
佐久間信盛は、信秀、信長に仕え、近江六角氏の征討などに従軍し、軍功をあげた人物だが、天正8年に、信長によって高野山に追放される。金子は「久し振りに大河ドラマの現場に帰って来る事が出来ました。本当にうれしいです。ここまでに培った全てを注ぎ込む所存です」と意気込みを伝えている。
山崎吉家は、朝倉家の重鎮である朝倉宗滴とともに活躍。宗滴死後、信長との戦いが始まると、主に外交で重要な役割を果たす。山崎は、揺れる朝倉家内部で、主人公・明智光秀(長谷川博己)の将来にも大きく関わる決断をしていく。
榎木は「山崎吉家は朝倉家に仕えた文武両道の武人で、外交にも長けた人物とありました。そこまで聞くと後は自分の中で自由に魅力的な人物像を作って行こうと思います。歴史はよく勝者の書き残した歴史とも言われますが、役者も役を如何様にでも膨らませて行ける強みがあります。サバイバルゲームのような下克上の戦国時代を必死で生きる、肚の据わった武将をイメージしています」と話している。
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May 17, 2020 at 10:26PM
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