マーベル・スタジオの2022年劇場公開作品の幕開けを飾る『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。大ヒットを記録した『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後、マーベル史上最も予測不能で壮大な戦いを描いた本作について、主演のベネディクト・カンバーバッチは“壮大な自分探しの旅”であると語った。
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アベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジは、これまで宇宙の命運を分ける大きな決断を下し、世界中の人々を救ってきた一方で、その決断により大切な仲間たちを失ってきた。監督を務めたサム・ライミの証言により、それらの苦悩は本作でも色濃く描かれているようだが、カンバーバッチは「ストレンジはマルチバースでの経験や、異なるバージョンの自分を通して成長していく」という。
ドクター・ストレンジといえば、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアベンジャーズの一員として最凶最悪の敵・サノスに立ち向かい、アイアンマン=トニー・スタークやブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフら仲間の犠牲を経て世界中の人々を守り抜くことができた。
そして『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』では、“禁断の魔術”を使用したことにより世界の危機を招くも、スパイダーマン=ピーター・パーカーと共に衝撃の決断を下し事態を収束させる。
サム・ライミ監督は「ストレンジは、これまで下した重大な決断に大きな責任を感じているんです。宇宙を救うため、大切な仲間を犠牲にしなければならなかったことをね。そのことは本作でも彼の心に重くのしかかっています」と、ストレンジが抱く“ヒーローならではの苦悩”について語った。
ストレンジを演じたカンバーバッチは、「彼は、マルチバースの世界での経験や、様々なバージョンの自分を通して、自身について学び成長するんです。それは、彼の根底に深く刻まれていることで、ストレンジ自身の危険度を示していたりします。その答えを出すために、“異なるストレンジたち”に立ち向かうんです」と、“マルチバース”の世界に存在する、違った一面をもつ“ストレンジたち”と出会うことで自分を見つめ直し成長していくことを明かす。
予告編からは、ストレンジが“マルチバース”の世界で対峙する、全く同じ姿ながら邪悪な雰囲気を纏うもう1人のストレンジが不敵な笑みを浮かべながら登場し、自身の負の要素に直面し困惑する様子が垣間見える。
さらに、性格が少しお堅そうな精悍な顔つきのストレンジや、混沌とした世界を予感させる異形な姿をしたストレンジなども描かれており、これらの“ストレンジたち”を通して、最強魔術師がヒーローとしてまたひとつ成長していくのかもしれない。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は5月4日(水・祝)より公開。
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