『ルパン三世 PART6』23話トモエの“壮大な計画”に首をかしげるファン…

『ルパン三世 PART6』23話トモエの“壮大な計画”に首をかしげるファン… (C)PIXTA

長寿アニメシリーズの最新作『ルパン三世 PART6』(日本テレビ系)の第23話『愛しの魔女の記憶』が、3月20日に放送された。作中では謎の女性・トモエの“壮大な計画”が明らかとなったが、あまりに途方もない規模感に視聴者からツッコミが続出している。

※アニメ『ルパン三世』最新話の内容に触れています

極北の国「レヴォンランド」にやってきたルパンは、道中で銭形警部に遭遇。アリアンナが最期に残したボイスレコーダーを受け取り、「ルパン、この言葉を絶対に忘れては、忘れてはいけない。永遠の愛」というメッセージを聞く。

するとルパンは錯乱し、仲間たちの制止を振り切ってトモエのもとに向かう。そして日本のある屋敷へとたどり着くと、中には死んだはずのトモエが待ち受けていた…。

謎に包まれていたトモエの目的が、一挙に明らかとなった今回のエピソード。ルパンの“本当の母”であるトモエは、母である記憶を封印するように教育していた。しかし記憶を思い出させようとした際、ルパンから拒絶されることに。そこで記憶を取り戻させるべく、世界中の女性を使ってとある計画を企んだらしい。

それは、女性たちに記憶を取り戻すカギとなる“言葉”を植え付け、ルパンに遭遇させることで、間接的に記憶を呼び覚ます…というものだった。

1人の男のために壮大過ぎる…?

アリアンナが最期に残した「永遠の愛」というフレーズこそ、トモエが植え付けた言葉。今作で登場した女性たちは国籍などを問わず、ほとんどがトモエの教え子だったらしい。

あまりに壮大で回りくどいトモエの計画だが、視聴者の中には「さすがに無理がある」と考える人も。ネット上では《今まで会った彼女たち全員がルパンに接触したというのも、全てトモエの差し金だったということなんだろうか。さすがにそれは無理があるんじゃないか?》《すげえ遠回りな計画だけど、奇跡的に成功してて笑う》《トモエの仕込みが壮大すぎるわ!》《トモエ婆さんサイコパスだwww》といったツッコミが続出している。

またトモエ関連だけでなく、マティアについても無理のある展開が。彼女はトモエに洗脳され、ニューヨークの花屋で働いていたが、頭に石が当たった衝撃で記憶を取り戻したそう。若干ご都合主義を感じざるを得ない。

最終回が目前まで迫っているものの、果たして視聴者が納得してスッキリする展開を見せてくれるのだろうか。

文=大獄貴司

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