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Wednesday, July 7, 2021

ハングアップ・バグあり。Chromebookのアップデートはちょっとまって! - ギズモード・ジャパン

危ない危ない。

Google(グーグル)のクラウドサービスに重きを置いた、身軽なパソコン・Chromebook(クロームブック)。OSのアップデートも手軽なもので、ふだんの作業中に裏でこっそり処理が行われ、再起動するだけでサクッと終了します。

グーグルは6月末に小規模なアップデートをリリースしました…が、残念なことにそのChromebookにパフォーマンスが遅くなる問題が発生しています。

CPUの使用率がほぼ100%になりハングアップ

問題のアップデートは、先週登場したChrome OSのバージョン91.0.4472.147。同アップデートには6月初めに実施されたChrome OS の大規模なアップデートに伴うバグ修正と、セキュリティアップデートが含まれていました。

ところがこのアップデートを適用したユーザーから、「Chromebookの動作が遅くなった」「ラグがひどくなった」などの報告(12)が相次いだのです。公式のバグレポートにユーザーが提出した「診断」アプリのスクリーンショットでは、CPU使用率がほぼ100%に張り付いていることがわかります。もしこれほどCPUが酷使されている状態であれば、Chrome OSといえど使い物にならないですね。

一方で、今回報告されたバグはすべてのChromebookに影響するわけではないようです。報告されているのは、主に「Grunt」と「Hatch」と呼ばれる特定のパーツを搭載した製品で、バグの影響を受ける可能性のあるモデルは事前にわかります。AboutChromebooksには、可能性のあるすべてのモデルがリストアップされています。

GruntベースのChromebook

HP Chromebook 14

Acer Chromebook 315

HP Chromebook 11a G6 EE

Lenovo 14e Chromebook

Acer Chromebook 311

Acer Chromebook Spin 311

Lenovo 100e 2nd-gen AMD

Lenovo 300e 2nd-gen AMD

HatchベースのChromebook

Acer Chromebook 712

Lenovo Ideapad Flex 5

Samsung Galaxy Chromebook/Chromebook 2

Asus Chromebook Flip C435

気になる方はこちらのデバイスリストを参照するか、Chromebookのアドレスバーにchrome://versionと入力し、Chromebookがどのボードを使用しているかを確認してください。ボードのモデル名は3行目のPlatformの隣の最後に書いてあります。

リストにあげられているすべてのデバイスが、報告されている問題の影響を受けているわけではありません。ただ、少なくともあと数日は、ソフトウェアアップデートを無視した方がいいでしょう。

また自動更新を防ぐためにも、しばらくPCのシャットダウン/再起動はしない方がいいでしょう。問題が解決したかどうか知りたいときは、公式バグレポートをチェックしてみてください。

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