ことしのNHKの大河ドラマ「青天を衝け」の主人公、渋沢栄一は十勝の清水町の基幹産業、酪農の発展にも深く携わっていて、改めてその業績に注目が集まっています。
渋沢栄一は実業家として生涯およそ500もの企業の設立や育成に関わり、「近代日本経済の父」とも呼ばれています。
渋沢は明治31年に清水町に「十勝開墾合資会社」を設立して開拓にあたったほか、経営した農場は大正初期には十勝地方でも有数の規模に発展し、酪農が盛んな町の礎を築きました。
町内には渋沢との結びつきを伝える建物が残されていて、大正8年に渋沢の会社が建築した牛舎は、屋根以外は建築当時の姿を残していて、いまも農場の牛舎として使われています。
また町内の寺、青淵山寿光寺は、地域の人たちの心のよりどころにしてほしいと渋沢などの寄付によって開かれ、渋沢が書いた「へん額」も掲げられています。
東京にある渋沢史料館の井上潤館長は「清水町には広大な敷地があり豊かな資源が眠っているので渋沢は非常にいい土地を選んだと思う。壮大な視野をもっていた人だと知ってほしい」と話していました。
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