日本時間の19日午前6時前、米航空宇宙局(NASA)が打ち上げた火星探査車「パーシビアランス」が無事、火星に着陸した。"搭乗者"の数はなんと1090万人。地表面の画像を地球に送るまでの様子がインターネットでライブ中継された。
生命の痕跡を調べる火星探査を巡っては、岐阜県各務原市の「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(愛称・空宙博(そらはく))」の宇宙エリアにも展示がある。
実はパーシビアランスは地球に住む約1090万人分の「名前」を運んでいた。NASAは昨年7月の打ち上げを前に「あなたの名前を火星に送ろう」と銘打ったキャンペーンを実施。自分の名前を火星に送りたい人をインターネットで募集し、一覧を記録したマイクロチップをパーシビアランスに搭載していたのだ。
NASAは引き続き、2020年代半ばに予定する次回の打ち上げに向け、"搭乗者"の名前を無料で募集している。応募サイトに名前、国名、郵便番号、Eメールアドレスを登録すると、火星行き「搭乗券」の画像が発行され、プリントアウトしたり、SNS(会員制交流サイト)にアップしたりできる。21日午後8時時点で世界の約530万人、そのうち日本からは県内の宇宙ファンを含む約1万4千人が搭乗予約を済ませている。
NASAの応募サイト(英語)は「NASA SEND YOUR NAME TO MARS」で検索するとたどり着ける。
からの記事と詳細 ( 世界1090万人が火星に着陸?NASA探査車に「名前」搭載 次回打ち上げ分も募集 - 岐阜新聞 )
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