Samsungが日本時間1月15日0時から開催したGalaxy S21シリーズのUnpackedイベントにおいて、Galaxy SmartTagを発表しました。カギやカバンなどに取り付け手使うBluetoothを利用した紛失防止タグで、機能的にはTileなどの競合製品となります。米国では1月29日に29.99ドルで発売されます。
近くにあるはずなのに見当たらない場合、Tile同様にタグ自身から音を鳴らすことが可能。クッションの下やソファーの隙間に入ってしまった場合でも見つけやすくなります。
タグがBluetoothの通信圏外にある場合は、最後に接続していた場所を確認可能。また、他のユーザーが所有するGalaxyデバイスが通信圏内にある場合は、それを利用して持ち主のアプリに位置情報を通知します。既存のTileやMAMORIOなどにある「みんなで探す」機能と同様のものです。当然ながら、この通信は暗号化されており、個人情報なども安全だとしています。
他の紛失防止タグにはないユニークな機能として、SamsungのIoTプラットフォームであるSamsungThingsと連携し、タグのボタンを押すことで互換のあるIoTデバイスの操作が可能です。たとえば、玄関のカギを開けるついでに、そこに付けたSmartTagのボタンを押して家の照明を点けるといったことも行えます。
なお、バッテリーにはボタン電池(CR2032)を使用しますが、バッテリー寿命がどの程度になるのかは、明かされていません。
先行して発売されるのはBluetooth版ですが、年内には超広帯域通信(UWB)を利用したSmartTag+の発売も予定されています。UWBは空間的な位置情報も送信出来るため、引き出しの奥など表からは見えず、音も聞こえにくいような場所にあっても、高精度に位置を特定できると期待できます。
このUWBを使ったタグは、AppleもAirTags(仮)をまもなくリリースすると予想されているほか、TileもUWB対応版を開発していると伝えられています。
source: Samsung(1),(2)
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