「しあげはお母さん♪」は要りません。
おくちをピッカピカにしてくれる「革命的なAI搭載電動歯ブラシ」がなければ、CESじゃない! というわけで、フィリップスから最新電動歯ブラシ「Sonicare 9900 Prestige」が発表されました。
これまでのスマート電動歯ブラシといえば、スマホアプリとBluetooth接続して、磨き残しや磨きグセなどを画像表示してくれるものが主流でした。しかし今回はまた一段と進化を遂げており、ブラシ自身がAIを使って「ブラッシング圧」を検出し、強度を自動調節してくれるんです!
ブラッシング圧検知機能自体はそれほど画期的というわけではなく、Oral-B ジーニアスXやOral-B iO シリーズ9にも搭載されており、どちらも強くブラッシングしすぎると赤いライトが点灯します。ただ、Oral-Bの歯ブラシの場合、あくまで「ブラシ圧の調節はユーザー自身でやってね」というもの。一方の「Sonicare 9900 Prestige」は、歯ブラシ自体が手の代わりに力加減を自動調整してくれるので、私たちユーザーは好きなように、のんきに歯ブラシを握っていればいいんです。
この機能によって、スマート歯ブラシの概念はガラッと変わることに。これまで多くのプレミアム電動歯ブラシには数種類のモードや付属ブラシが用意されていて、ホワイトニングや歯垢除去、歯茎ケアなど用途に合わせて使い分けるようになっていました。
フィリップスによると、「Sonicare 9900 Prestige」のプレミアムオールインワンブラシヘッドは、これらすべてのケアを一度にできる仕様になっているんだとか。きっと、三角形のブラシ先端が今までの2倍の着色汚れ(ステイン)を落とし、角度のついた長く丈夫な毛が20倍以上の歯垢を除去し、歯茎の奥まできれいにしつつも、ブラシ圧が強くなりすぎないように「柔軟さ」も忘れない…という感じなんでしょうね。
もちろん、「Sonicare 9900 Prestige」はアプリ連動型歯ブラシとしての標準機能もしっかり備えています。フィリップスSonicareアプリと連携して、「ブラッシング圧、動き、位置、持続時間、頻度」などのオーラルケア情報をリアルタイムでガイド。また、ブラッシング成果を日次、週次、月次、年次単位で記録することが可能で、より良いブラッシングにつながるパーソナライズされたアドバイスを受け取ることもできます。
とはいうものの、歯ブラシ付属アプリはコスパ的に考えると、まだイマイチな感じ。ちなみに、フィリップスはまだ「Sonicare 9900 Prestige」の価格を発表していませんが、参考までに現行の最上位モデル「Sonicare ダイヤモンドクリーンスマート」は現在Amazon価格で2万9,000円。となると、最新モデル、しかも「Prestige(プレステージ)」なんてついちゃってる本製品は、それなりのお値段だと覚悟しておいた方がいいでしょう。
からの記事と詳細 ( フィリップスの次世代スマート電動歯ブラシ。強く優しく磨いてくれます。 #CES2021 - ギズモード・ジャパン )
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科学&テクノロジー
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