米資産運用会社グランサム・マヨ・バン・オッタールー(GMO)の共同創業者であるジェレミー・グランサム氏は、S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が最高値を更新して越年したばかりというタイミングで、米株市場の現状が「本物の壮大なバブル」だと警告し、先行きに悲観的な見通しをあらためて示した。

ジェレミー・グランサム氏
写真家:ダニエル・アッカー/ブルームバーグ
「ラストダンスを待って」と題する5日付の書簡で、同氏は「ヒステリックに投機的」な投資家の行動を背景に株価が適正価格を猛スピードで逸脱しつつあり、連邦準備制度でさえ迫り来るクラッシュ(暴落)を止めることはできないだろうと分析した。
グランサム氏(82)は「投機的熱狂の高まりに伴い、株価はトレンドから遠く離れる動きを加速させており、私が倍賭けする理由がそこにある。市場の歴史家として、これがまさにバブル末期という私の確信が深まりつつあるのは確かだ」と指摘した。
同氏は株価の類いまれな連騰がいつ、どのような要因で終わるかには言及していないが、南海泡沫(ほうまつ)事件や1929年のニューヨーク株式市場の大暴落、2000年のハイテクバブルの歴史が示すように報いが訪れると主張した。
原題: Grantham Renews ‘Epic Bubble’ Warning After Stocks’ Record Year(抜粋)
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