将来的な人手不足が懸念される中、山間部での物流の確保につなげようと、神戸市の六甲山で、ドローンを使って食品や医薬品を配送する実証実験が行われました。
実験は、神戸市がソフトバンクや地元のデパートなどと連携して行ったもので、配送用に開発された最新のドローンが使われました。
ドローンには、生鮮食品などを運ぶため、温度を10度以下に保つことができるボックスが備え付けられていて、6日は、すしやプリン、それに医薬品などあわせておよそ5キロの荷物を詰め込み六甲山の展望台を出発しました。
公道を横切るとき以外は、あらかじめプログラミングされたルートを自動で飛行し、およそ5分で、1キロ離れた高台の目的地に着陸しました。
職員らが中の荷物を確認したところ温度などに問題はなかったということです。
神戸市は、今後、人手不足が予想される中、山間部での物流を確保したい考えで、今回の実験結果を分析してドローンによる配送の実用化を急ぎたいとしています。
神戸市企画調整局の山下翔 担当係長は「災害で陸路がたたれた場合にも物資を支援できるなど、ドローンの利用価値は高い。市民の方々のサービスの向上のために実用化を進めたい」と話していました。
【ドローン配送サービス】。
ドローンを使った配送サービス。
大手IT企業の楽天は、さまざまなサービスを打ち出してきました。
2016年には千葉県御宿町のゴルフ場でドローンを使った配送サービスを期間限定で実施。
コースでプレーしている利用者がスマートフォンで飲み物やゴルフボールなどを注文すると、クラブハウス近くの拠点からドローンが商品を届ける仕組みです。
また、去年、夏の期間、神奈川県の無人島、猿島で、訪れる観光客を対象にドローンを使って食材などを配達するサービスを実施しました。
スマホのアプリで生鮮食品や飲み物などを注文することができ、配送料は1回500円、一度に5キロまで運ぶことができるといいます。
このほか、長野県伊那市はKDDIと提携して、山あいにある地区、400世帯余りを対象に、宅配サービスの運用を5日から本格的に始めました。
利用者は、食料品や日用品など100の商品を地元のケーブルテレビのデータ放送で注文することができ、代金と月額1000円の利用料はテレビの料金と合わせて支払います。
ドローンの運行システムを提供するKDDIは、伊那市からシステム利用料を得る仕組みで、KDDIは、今後もこうしたサービスを展開していきたいとしています。
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August 06, 2020 at 01:19AM
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すしや医薬品 ドローン配送実験|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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