アメリカの起業家イーロン・マスク氏は29日、脳にチップを埋め込み、コンピューターと連動させる技術を発表した。オンラインで行われた会見では、ガートルードと名付けられたブタでの実験の成果が披露された。
マスク氏が所有するスタートアップ企業「ニューラリンク(NeuraLink)」は、昨年に臨床実験も開始している。
ニューラリンクの技術では、頭蓋骨に埋め込んだチップから神経の動きをコンピューターやスマートフォンに伝え、操作することを目指している。
マスク氏は、この技術がゆくゆくは認知症やパーキンソン病、脊髄損傷といった症状の治療に役立つと話している。
一方で長期的な目標として、マスク氏は人工知能(AI)の打倒を上げている。AIが強力になりすぎて人類にとって有害になる事態に備え、「超人的な認知」の時代を築くと述べている。
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発表では、ブタのガートルードが歩き回ったりえさを食べたりする動作と、チップから無線で送られてきた神経活動の信号が連動している様子が示された。
「人間の頭蓋骨にぴったりとはまります。髪の毛の下に入っていても気付かないほどです」
2017年設立のニューラリンクでは積極的に研究者を採用しており、1カ月前にもマスク氏がツイッターで応募を呼びかけていた。
ニューラリンクが開発している端末は、小型のプローブ(外科用器具)の中に人間の毛髪よりも細い糸に取り付けられた3000個以上の電極が入っている。これによって、1000個のニューロンの働きをモニタリングすることができる。
「神経の動きを記録したら、ニューラリンクはそれを解析する必要がある。どんなに多く記録を取っても、基本的な脳の働きへの理解がなければ、いつかは壁にぶつかるだろう」
マスク氏はテスラで電気自動車を、スペースXで民間宇宙飛行の実現を目指し、人々の関心をとらえてきた。
一方で、マスク氏の壮大なプロジェクト構想に対し、実際には計画の実現に長い時間がかかっているとの指摘もある。
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August 29, 2020 at 09:40PM
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脳のチップとコンピューターが連動 マスク氏がブタでの実験を披露 - BBCニュース
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