作家、津島佑子さん(1947~2016年)が亡くなってから4年。この間、展覧会や選書刊行など再評価の動きが進んだが、特筆すべきは海外での翻訳出版の多さだ。最期まで筆をおかず、壮大な文学世界を切り開く途上での旅立ちだったが、その作品は時代の新たな息吹を得て生き続けている。
作品は1980年代半ばから欧米で翻訳出版が進み、2000年代に入ると中国や韓国へと読者を広げた。没後さらに多言語で翻訳され、新たに10カ国、計14タイトルの出版が進められた。初期から中期の作品が主で、中でも短編連作『光の領分』(79年)は、欧米の主要国に加えてベトナム、エストニア、トルコなど8カ国で出版、または出版準備中だ。
同作は夫と別居し、幼い娘と暮らす女性の心身の揺らぎを描いた初期の代表作。各国で翻訳される背景には、18年に英大手出版社ペンギンブックスからモダンクラシック選書として出版され、ニューヨーク・タイムズなどに数多くの書評が掲載されたことが挙げられる。
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April 26, 2020 at 08:46PM
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Topics:没後4年 作家・津島佑子さん 初期短編連作、多言語で翻訳 骨太、壮大な後期作品 待たれる再評価 - 毎日新聞
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