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Saturday, March 14, 2020

中国の野望絡む壮大なエンタメ 大沢在昌さんの新小説「熱風団地」 4月1日スタート - 産経ニュース

インタビューに応じる作家の大沢在昌さん=東京都港区(川口良介撮影)
インタビューに応じる作家の大沢在昌さん=東京都港区(川口良介撮影)

 「新宿鮫」シリーズなどのヒット作で知られる人気作家、大沢在昌さん(64)の連載が産経新聞で4月1日から始まります。

 新連載は、中国が野心を示す南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島にある架空の小国「ベサール」をめぐるエンターテインメント小説。その王子が、日本で行方不明になったことから物語が動き始めます。主人公の観光ガイド、佐抜克郎(さぬき・かつろう)は謎のNPO法人から王子の捜索を依頼されますが、そこにベサール王家をめぐる「お家騒動」や、日米中など各国の思惑が複雑に絡み合い…。

 大沢さんは昭和54年の作家デビュー後、刑事や探偵が主人公のハードボイルド小説を中心に多くの作品を刊行。直木賞などを受賞し、昨年には作家生活40周年の節目を迎えました。今作は、いまの国際情勢が抱える“闇”も炙り出します。新年度から始まる大沢さんの本紙連載にご期待ください。

 「この地域は今、東アジアで最もホットな場所の一つ。国際政治の状況に敏感な産経新聞の読者に興味を持っていただけると思います」

 大沢さんがこう話す新連載小説「熱風団地」は、中国が野心を示すスプラトリー諸島にある架空の小国「ベサール」を題材にした物語だ。物語の鍵を握る同国の王子が日本で突然の失踪。ベサールではいったい何が起きているのか-。大沢さんは「お家騒動というクラシックな題材と現代の国際情勢をかけ合わせた、いわば現代版『若殿を捜せ』です」と狙いを語る。

 スプラトリー諸島は南シナ海にあり、漁業や天然資源をめぐり多くの国が領有権を主張。近年は中国が領土的野心を強めており、西太平洋で最もホットな場所の一つとされる。

 同諸島に浮かぶ島国-という設定のベサールでは、12年前にクーデターが発生。王制から共和制へと移行した。中国はベサールを勢力下に置くための策謀を立てる。一方の日本政府はそれを見過ごすわけにはいかないが、表立って動くこともできず…。

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