◆失敗したら15憶…
現在、私財を注ぎ込むほど、“ロケットの開発”に打ち込んでいる堀江さん。
おさむ:堀江さんって、年間でいろいろ利益を出しているけど、すごいお金を使うんですよね。
堀江:もう全部ロケットに使われていますよ。これまでだって、10億以上出していますもん。やっと最近、ロケット(の打ち上げが)成功したので、外部の資金も入ってきましたけど。成功するまではずっと僕の手金でした。
おさむ:10億つぎ込んで……だからあんなに本気になるんですね。
堀江:失敗すると、次の打ち上げまで半年ほどかかるわけじゃないですか。その間、社員が30人ぐらいいるから、毎月何千万と(人件費が)かかってくるわけですよ。
おさむ:あれ、堀江さんの会社なんですか?
堀江:僕はオーナーです。だから、半分以上の株式も持っているし、取締役もやっていますから。代表取締役社長だけ別で、もっと若い奴にやらせていますけど。
小森:そうか。そうですよね。
堀江:次、衛星軌道に投入するロケットとか、一発失敗すると“億”ですよ。2、3億とかですよ。それで、さらにそこから多分社員100人超えてるから、(人件費は)毎月1億とか2億かかるわけじゃないですか。“今回落ちたら15億だ……”みたいな感じで。
おさむ:成功した前回からは、(新たに)打ち上げたんですか?
堀江:うん。でも、あまり上手くいかなくて。それで、今年の冬にまた打ち上げます。
おさむ:1回成功したからといって、コツを掴むものでもないんですね?
堀江:コツは掴んでいるんですけど、やっぱり“未知のこと”がけっこう多くて。今回は、“氷結層”といって、(大気中の)雷とか静電気が、すごい発生しやすい環境を通過するときに、電源が落ちた(ことが失敗した原因)って言われているんですけど、(次回は)その対策をして打ち上げをすると。
◆「順番逆だったら、俺達死んでいたね」
おさむ:成功すると協賛企業がついてきてお金を出してくれる?
堀江:そうですね。あと株主も。“株を買いたい”という人達がいっぱいいるので。
おさむ:1回成功すると全然違います?
堀江:全然違います。もう首の皮1つですよ。3号機成功して、4号機失敗したので「これ順番逆だったら、俺達死んでいたね」みたいな。
おさむ:どのぐらい(打ち上げを)やったら安定するんですか?
堀江:“安定”っていうのはあり得ないですね。だって、この間も中国のロケットが失敗していたし、スペースX(米宇宙開発企業)だってたまに失敗するし。
◆“宇宙にタッチするだけ”なら作れている
おさむ:何がしたいんですか? 堀江さん。ずっとロケット打ち上げ続けて。
堀江:人間って、地球の表面に張り付いているだけなんで、それって悔しくないですか? もっと気軽に、宇宙の広い空間に行けるようにしたいよねっていう。それで、“もっと民主化したい”というか、今ちょっと高くて、みんな行かないんで、安くしたら行くよねっていう。
おさむ:行けるんですか? そろそろ。
小森:そうですよね。
堀江:スケジュールどおりにはいかないと思いますけど、近づいてきていることは確かですね。
おさむ:あと、どれくらいで“民間飛行”できますかね?
堀江:宇宙にタッチして帰ってくるだけだったら、技術的には作れているので、今、当局の認可待ちみたいな。
おさむ:あーそうなんだ。
堀江:そう。やっぱり、安全対策とかを一般に“旅客業”として販売するには、いろいろ厳しい規制があるので、それをクリアして、型式認定とかをとったりしなきゃいけないんです。
おさむ:“行って帰ってくる”って、どうやって戻ってくるんですか?
堀江:戻りはパラシュートだったり。
おさむ:あ、本当に見るやつだ。バーッと。
堀江:あと、逆噴射して、スペースXの1段目みたいな感じで降りてくるのもある。それは、ジェフ・ベゾス(Amazon.com設立者)が作った「ブルーオリジン」って会社も準備しているし、「ヴァージンギャラクティック」って会社も、いいところまでいっている。
おさむ:誰もまだ行っていないですよね。
堀江:いや、行っていますよ。シートを買って。だって、日本人が初めて行ったんですよ。TBSの秋山(豊寛)さん。
おさむ:あー! はいはい。
堀江:ただ、今ね、スペースシャトルが終わっちゃったから、値段高騰しちゃって、1席70億なんですよ。
おさむ:70億!?
堀江:秋山さんが行ったときは、15億ぐらいだったんですけど、今はもう宇宙船・ソユーズでしか行けないから、70億に高騰してる。でも、スペースXとかが成功すると、もっと安くなる。
おさむ:どのくらい?
堀江:それはね、“サブオービタル”って言って、宇宙にタッチしてすぐ帰ってくるやつは、“何千万円台”で、もうすぐできるようになる。あと、地球をグルグル回って、宇宙ステーションに行ったりするのは、10億、20億はかかるだろうと、当面は。
おさむ:それは、2030年ぐらいには可能になっていますか?
堀江:なっていると思いますね。
おさむ・小森:あと10年で!?
堀江:10年で普通に月とかも行っていると思いますよ。一般人が。
小森:まじっすか!?
おさむ:一般人……お金払える人がね。
堀江:月はちょっと高いと思いますけど、“地球の周りを回る”のは何億ぐらいにはなっているんじゃないですか。
おさむ:ちなみに、堀江さんは行くんですか?
堀江:僕は“機会があれば行く”ぐらいな感じで。俺、富士山も登ったことないですからね。
小森:あ、そうなんですか?
おさむ:いや、堀江さん、絶対に行ったら、爆発すると思うんだよね。良い感じに脱出してきて、みんながそれを聞くっていうのが。
堀江:いやだわ、もうそういうの(笑)。
おさむ:だってほら、成功した人の話なんて誰でも聞けるじゃん。堀江さんは、激レアな人生を歩み続けていかなきゃ。
堀江:いやいやいや……。
公式YouTubeチャンネル「堀江貴文 ホリエモン」でロケット関連情報や最新ニュースなどを配信中。ぜひチェックしてください!
次回2月28日(金)の放送は、シンガーソングライター・eill(エイル)さんをゲスト相談員にお迎えします。どうぞお楽しみに!
<番組概要>
番組名:鈴木おさむと小森隼の相談フライデー
放送日時:毎週金曜12:00~13:00
パーソナリティ:鈴木おさむ、小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/soudan/
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February 24, 2020 at 02:00AM
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