米カリフォルニア州アナハイム・コンベンション・センターで開催中のディズニーファンイベント「D23 Expo 2022」で現地時間10日、「スター・ウォーズ」の実写ドラマシリーズ『マンダロリアン3』(ディズニープラスで2023年、日米同時配信)の初映像が解禁となった。
『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』のその後の世界を舞台に、賞金稼ぎ“マンダロリアン(マンドー)”と、フォースの力を秘めた子ども“ザ・チャイルド(グローグー)”との危険な冒険を描いたドラマシリーズ。2019年のシーズン1、2020年のシーズン2に続くシーズン3では、マンドーとグローグーが再び壮大な銀河への冒険に旅立つ。
シリーズを通してマンドーとグローグーの絆を描いてきた『マンダロリアン』。初映像では、主人公のマンドーことマンダロリアン・アーマーに身を包むディン・ジャリンと、マンドーと親子のような絆で結ばれたグローグーが新たな冒険に出る様子が見てとれる。
実写オリジナルドラマシリーズ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』で、ルーク・スカイウォーカーの元でフォースの修行をしていたグローグー。しかしダークサイドへつながる危険性をはらむ“特定のものへの執着”が禁止されているジェダイにとって、グローグーがマンドーへ執着することはジェダイになる上で危険な要素に。そう考えたルークはグローグーに、“ジェダイの道が閉ざされるマンドーからのアーマー”か、“ジェダイになるためのヨーダのライトセーバー”かの二択を迫り、グローグーはマンドーが贈ったアーマーを選択したのだった。
一方、マンドーは過去、グローグーのために<素顔を見せてはいけない>というマンダロアの掟を破っていた。映像の中でも「あなたはヘルメットを脱いだ。だからもうマンダロリアンではない」と断言されるマンドー。そんな二人が、壮大な銀河で一体どんな冒険の旅を繰り広げるのか。
アニメーション作品『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』に登場し、『マンダロリアン』シーズン2で実写初登場したボ=カターン・クライズ、賞金稼ぎに仕事を斡旋するギルドのリーダー、グリーフ・カルガ、タトゥイーンのモス・アイズリーで船の修理や整備をして生計を立て、グローグーの子守もするエンジニアのペリ・モットーなど、おなじみとなったキャラクターたちも登場する。
「D23 Expo」のプレゼンテーションでは、『マンダロリアン』シリーズの製作総指揮を務めるジョン・ファブロー、デイヴ・フィローニ、リック・ファムイーワ、マンダロリアン役のペドロ・パスカル、ペリ・モットー役のエイミー・セダリス、アーマー役のエミリー・スワロー、グリーフ・カルガ役のジャンカルロ・エスポジート、帝国軍の通信士官を演じるケイティ・オブライアン、ルーカスフィルム社長キャスリーン・ケネディら、スタッフ・キャストが登壇。
本作で監督を務めるリック・ファムイーワは、「僕たちは、この話を2シーズンにわたって語ってきたわけだけど、同じ話は僕たちのドラマでも『ボバ・ファット』でも語られてきた。『マンダロリアン』のシーズン3では、それらが集結することになると思う。だから、大事なシーズンになると思うね」と、本作について言及。さらにマンダロリアン役のペドロ・パスカルは「シーズン序盤に登場したとても深いテーマが、シーズン3ではとても美しく大きなかたちで結実しているんだ。とてもとても感動的だよ」と、期待をあおっていた。
からの記事と詳細 ( 『マンダロリアン3』は伏線回収のシーズンになる? 「D23」で映像初解禁|秋田魁新報電子版 - 秋田魁新報電子版 )
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