6人組ロックバンド・UVERworldが21日、『UVERworld ARENA LIVE 2021~THE DAWN WILL BREAK~』横浜アリーナ公演を行い、この日42歳となったボーカル・TAKUYA∞の誕生日を祝福した。
【ライブ写真11点】横浜アリーナが熱気に包まれたTAKUYA∞生誕祭
総立ちの観客の手拍子に迎えられ、真太郎のドラムソロからスタート。TAKUYA∞は爆音とともに「横浜アリーナファイナル、ぶちかまそうぜー!」と絶叫し、「Wizard CLUB」「Stay On」でたたみかけた。
「例年どおり最高のバースデーを迎えさせてもらっています。ありがとうございます。今までとは少し違うよ。みんな声を出さないので、UVERworldの音はすべて、皆さま独り占めになっておりますので、楽しんで帰ってください。これはこれですてきなこと場所だと思ってる。やりがいしかないからね」と呼びかけると、観客は「ODD FUTURE」で飛び跳ね、「EMPTY96」ではクラップの嵐となった。
TAKUYA∞は「それぞれあなたがどこにいるかはっきり見せてよ」とスマートフォンのライトを点灯することを求めると「俺たちは何をするにも人より時間がかかるから、バンドを結成して20年かけてここに来て、それを見つけてくれたみんなには感謝してる。うまく人と合わせることできないから誰にでも好かれるバンドじゃないんだけど、せめて自分たちを愛してくれる人は大切にしようと思っています」と伝えると、「一緒に心で歌ってくれー」と絶叫。スマホライトの光で作られた壮大な宇宙の中で「AFTER LIFE」を歌い、間奏では「すげぇきれい。ありがとう」と感謝した。
和気あいあいのMC後には、凸型ステージの先端に6人が集結し、「今から大切な曲をやるから。落ち着け」と自分に言い聞かせるTAKUYA∞。「すっげぇーかっこいいんだよ。曲のパワーだけで一瞬で空気変えてやるんで!」と宣言すると、あす22日発売の11thアルバム『30』収録曲「AVALANCHE」を披露。「くそかっこいい! 今日は自分たちの曲を『かっこいいなぁ~』と思いながらやっているところを見せつける時間になるので」と自画自賛した。
「新曲を丁寧によく聴かせるということと、みんなが“多分やらないだろうな”と思っている曲を入れることが今日の俺の使命」と話すと、5thアルバム『LAST』(2010年発売)収録曲「ハイ!問題作」と演奏しファンが歓喜。「懐かしい曲もやるよ。約束する。やらなくなる理由は、昔の曲が嫌いになったわけではなくて、新曲がかっこよすぎるんだよ。常に昔の曲を抜いちゃうかっこいい曲ができちゃうんだよ! だからちょっと我慢して」と呼びかけた。 ほぼ毎日10キロランニングすることを日課としているTAKUYA∞は、今年も12月20日~21日の日付をまたぐ時間に、男性Crew(ファン)と10キロランを実施したことを報告。TAKUYA∞と同じ時間にファンもそれぞれの場所からオンラインでランニングに参加できるもので、今年は約1000人が参加。メンバーも全員参加したという。
TAKUYA∞は「メンバー全員がついてきてくれたんだよ。マジ誇りだよ。みんな“気持ちいいなぁ”とか言いながら、信人(Ba)とも『最高やな、俺ら幼稚園から一緒にいんねんで』なんて話もしながら、47分くらいで走ったの」とメンバー愛に感激。しかし、1位のCrewは30分43秒だったといい、「ふざけんな! あと3分で日本記録! まじで速い」と舌を巻きつつ、誇らしげに「PRAYING RUN」を披露した。
メインステージに戻ると、「Spreadown」「NO.1」に続き、「やっべぇもん見せてやるからな!」と絶叫し、「Touch off」へ。炎が燃え盛るなか、演奏陣は髪を振り乱しての大熱演。TAKUYA∞もラップを繰り出し、感情を大爆発させると、「IMPACT」では観客が両手を掲げて飛び跳ねた。壮観な光景にTAKUYA∞は「オー! すげぇ!」と咆哮。「このためにバンドやってるよ。本当に幸せ、ありがとう」と喜びをかみしめた。
そして、TAKUYA∞が「ただ聴いてほしい。本当にみんなに聴いてほしい大切な曲が生まれました」と曲紹介し、ニューアルバム収録曲「EN」を全身全霊で熱唱。重厚なサウンドにメンバーがコーラスを重ね、観客の胸を打った。
ラストナンバーは「今の俺たちを象徴する曲」として「One stroke for freedom」で締めくくり。演奏後、TAKUYA∞は満足そうに「よーし!」と叫ぶと、メンバー一人ひとりとハイタッチ。彰(Gt)に向けては「アキラー! 来い!」と両手を広げると彰が飛びついて抱き合い、割れんばかりの拍手が沸き起こった。
メンバー一人ひとりから祝福のメッセージも。信人は「TAKUYA∞を祝いに来てくれてありがとうございます。UVERworldのボーカリストとして才能やカリスマ性があるんですけど、物心ついてから一緒にいる幼なじみなので感動しています」とファンに感謝。
克哉(Gt)は「どストレートなまっすぐなヤツなんで、曲がることできないんですけど、だからこそあんな歌詞が書けるんじゃないかな。おそらく類は友を呼ぶということで、あなたたちもちょっと似たところがあるんじゃないかな」と呼びかけ、誠果(Sax)は「TAKUYA∞が喜んだ顔が見られて幸せです」と自身も喜んだ。
熱い抱擁を交わした彰は「最後に衝撃的なハグがあったんですけど…僕とTAKUYA∞が仲が悪いといううわさがチラホラあるんですけど、あれ(ハグ)が事実です」と伝え、会場は拍手に包まれた。最後に真太郎が「めでたい生誕祭でした。せっかくなので一本締めで終わりたいと思います。皆さん、お手を拝借!」と叫び、会場中の一本締めで大団円を迎えた。
■『UVERworld ARENA LIVE 2021~THE DAWN WILL BREAK~TAKUYA∞生誕祭』夜公演セットリスト
01. Wizard CLUB
02. stay on
03. ODD FUTURE
04. EMPTY96
05. AFTER LIFE
【MC】
06. AVALANCHE
07. ハイ!問題作
08. THUG LIFE
09. Making it Drive
10. PRAYING RUN
11. イーティー
12. えくぼ
13. OUR ALWAYS
14. Spreadown
15. NO.1
16. Touch off
17. IMPACT
18. EN
19. One stroke for freedom
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からの記事と詳細 ( UVERworld・TAKUYA∞生誕祭 メンバー愛に感激「マジ誇り」 彰と「衝撃的」ハグも:北海道新聞 どうしん電子版 - 北海道新聞 )
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