囲碁の第69期王座戦五番勝負の第1局が29日、横浜市で行われ、挑戦者の井山裕太四冠(32)=棋聖・名人・本因坊・碁聖=が205手までで、3連覇を目指す芝野虎丸王座(21)に黒番中押し勝ちした。井山四冠には第66期以来の王座獲得がかかる。第2局は11月12日に神戸市で打たれる。
両者がタイトル戦の挑戦手合で顔を合わせるのは、今年7月に決着した本因坊戦七番勝負以来。同戦では1勝3敗と追い込まれた井山四冠が3連勝し、趙治勲二十五世本因坊と並ぶ歴代最多の本因坊10連覇を達成した。年初に棋聖9連覇、夏に碁聖奪取を果たした井山四冠は、最終第7局(11月4、5日)にもつれこんだ名人戦七番勝負の結果次第で、年内5冠の可能性がある。
一方、4月に「大和ハウス杯 十段戦五番勝負」で許家元(きょ・かげん)十段に敗れ、本因坊戦七番勝負でも逆転負けを喫した芝野王座には無冠転落の危機があるため、大事なシリーズだ。
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