「柏餅かわいい」という文章とともにツイッターへ投稿された写真は、シマエナガが描かれていて――。近年、人気が高まっている野鳥「シマエナガ」。それを柏餅で表現した「ぼく、シマエナガ。(@daily_simaenaga)」の投稿が大きな反響を呼んでいます。アカウントを運営するやなぎさわごうさんに話を聞きました。
シマエナガが描かれた柏餅が投稿されたのは「こどもの日」を前にした4月26日。
ツイッターでは「かわいすぎて食べられない」「何になってもかわいい」と多くのリプライが寄せられ、約19万の「いいね」が寄せられています。
このアカウントを運営しているのは、5年以上前からシマエナガを撮り続け、かわいい姿の写真を投稿しているやなぎさわごうさん。「お餅とシマエナガは相性がいいんです」と笑います。例年この季節には「柏餅のシマエナガ」を投稿していることから、今年も投稿したといいます。
「目と口を描いたときに可愛くなるよう、ころんとした形状の柏餅を探して、100均のチョコペンで目を描きました。葉っぱは綺麗に巻き直しました」
シマエナガは北海道に住む野鳥で、本州にもいるエナガの亜種です。体長は14センチほど。
札幌の都市部でも見ることができ、やなぎさわさんは「素早く動くので、最初は可愛い写真を撮ることが全くできませんでした。機材を揃えて、時間をかけてようやく撮れましたが、そのときにはすでにハマっていました」と振り返ります。
やなぎさわさんはSNSに、写真だけでなくシマエナガをモチーフにしたスイーツも投稿。
「白くて丸い物に●と▲の目と口を描くと大体シマエナガになるので、白玉や豆大福やお団子を使って今回と似たようなツイートをしています」
柏餅でこだわったポイントは、シマエナガの体に対して、目と口の大きさ・配置。
「シンプルな構成ですが、少しの違いで可愛くなくなったりします」と振り返ります。
なつやすみさいごの日はシマエナガの白玉をつくりました。みんなでおいしくいただきました。 pic.twitter.com/GDvKWgh21B
— ぼく、シマエナガ。 (@daily_simaenaga) August 18, 2019
すっかりシマエナガの魅力にとりつかれたやなぎさわさん。シマエナガの可愛いさはもちろんですが、最もとりこになった理由は別にあるそうです。
幻の鳥というわけではなく身近にいる鳥で、コツをつかめば会えますが、「数が多いわけではないのでそう簡単には会えません。かつ、撮影もそこそこ難しいという点が、ここまでハマった理由だと考えています」。
今回のツイートはこれまでで3番目のRT数が多かったといい、海外からのコメントも多かったので、「シマエナガの可愛さが、日本だけではなく海外の方にも伝わったと思うと嬉しく思います」と話します。
「シンプルながら一目で多くの方が『可愛い』と思える造型は鳥類随一ではないでしょうか。シマエナガを撮り始めて5年たちましたが、彼らの生態を知れば知るほどハマっています。これからもずっと撮り続けるのだろうと思います」
きょう5月5日は「🎏こどもの日🎏」。端午の節句ということで柏餅を食べようと葉っぱをめくったらシマエナガがいました。食べることができませんでした。 pic.twitter.com/85tY8qFafy
— ぼく、シマエナガ。 (@daily_simaenaga) May 5, 2018
なんだろ...ぼくのからだ全体からあふれる大福感...ぼくはほんとうに鳥なんだろか... pic.twitter.com/kjwjPwL6ir
— ぼく、シマエナガ。 (@daily_simaenaga) May 22, 2016
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