オートボッツ(の末裔)、リアルに宇宙で活躍する。
JAXAが玩具『トランスフォーマー』を作るタカラトミーと共に、「変形型月面ロボット」を開発しました。直径約8cmという小型の球体ロボですが、左右がバカっと開いて中からカメラが飛び出し、割れた球がタイヤのように転がって進むメカニズムを搭載しています。
このプロジェクトには、ソニーグループ株式会社と同志社大学も関わっており、月面探査機「HAKUTO-R」を作る、日本の株式会社ispaceが行なう月着陸ミッションに相乗りし、月面での地表データ収集任務に就きます。
開発開始から5年
JAXAは、2016年からタカラトミーと筐体の共同開発を進めていましたが、後にソニーが制御技術開発で参加し、同志社大学も筐体の小型化技術で加わったのだそうです。
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目指せ月面
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嘘みたいな本当の話です!
タカラトミーがJAXA他と共同で企画開発中の“変形型月面ロボット”が月に出発します✨タカラトミーのおもちゃ開発技術が宇宙航空研究開発機構JAXA @JAXA_jp の研究に採用されました🌟
詳しくはこちら👇🏻https://t.co/pv28U79bqe#JAXA
— タカラトミー (@takaratomytoys) May 27, 2021
この「変形型月面ロボット」は2022年に打上げを予定しており、月面を走って得たデータを基にして、JAXAとトヨタが作る月面探査車「有人与圧ローバ」を実際に月面で走らせることになります。
おそらくそのデータ次第で、もっと月面のレゴリス(砂や石)に適したタイヤが作られたりする…ってことなのでしょうね。
変形すると小さく収納しやすい
『トランスフォーマー』たちは宇宙の惑星セイバートロン出身なのですが、オートボッツらのDNAを引き継いだ「変形型月面ロボット」が宇宙を旅し、月で活躍するのは胸アツですね。どんな画像を送ってくれるのか楽しみです。
Source: Twitter, JAXA via くらテク, NEW ATLAS
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科学&テクノロジー
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