売れ行きが芳しくないと噂されていたiPhone 12 miniですが、2021年第2四半期までに生産を停止する可能性があるとのアナリスト予測が伝えられています。
大手金融機関JPモルガンのサプライチェーン関連アナリストは投資家向けメモのなかで、今後のiPhone各モデルの生産量につき以前の予測から微調整していると伝えられています。2021年第1~第2四半期においてiPhone 12 Pro Maxを1100万台、iPhone 12 Proを200万台、iPhone 11は800万台を上積みしているとのことです。
その一方でiPhone 12は900万台、iPhone 12 miniは1100万台もの下方修正。さらにiPhone 12 miniの需要が弱く思えることを考慮に入れて、サプライチェーンが2021年第2四半期までに生産を停止する可能性があると指摘されています。
すでにiPhone 12 ProモデルがLiDARスキャナ用チップを増産するほど売れ行き好調であること、かたやiPhone 12 miniの売上はiPhone総販売台数の約6%に過ぎず(iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxはそれぞれ約20%)「アップルを失望させた可能性」があることや、生産を200万台削減するとの噂が伝えられていました。
ほかJPモルガンのメモでは、今後の新型iPhoneについても言及あり。まず2021年のフラッグシップiPhone 13(仮)は4モデルあり、全機種のノッチ(画面上部の切り欠き)が小さくなってバッテリー持続時間やカメラ性能も改善されるとのこと。そうした見通しは、今や定説となりつつあります。
また2021年内に新型のiPhone SEモデルが出るとは考えていないものの、サプライチェーンはすでに2022年前半の「iPhone SE 3」発売に向けて取り組んでいると述べられています。アップルのインサイダー情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏も「iPhone SE2 Plus」が発売されるとしつつ、発売時期が2021年前半から後半に延期になったと予測を修正していました。
今年秋に発売と思われるiPhone 13シリーズも4機種構成、つまり5.4インチのminiサイズがあることは確実視されています。が、iPhone 12 miniの売れ行きがうわさ通りであれば、もしかするとiPhone 13 mini(仮)の生産台数が絞られる可能性もありそうです。
Source:AppleInsider
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