見た目良し、音良し、値札はえっと…?
Devialet(デビアレ)の「Phantom」スピーカーから流れるサウンドを初めて耳にしたとき、これはスゴすぎる…と感動したのを覚えています。で、20万円以上すると知って、またスゴすぎる…と仰天したものです。
そんなデビアレが新たに発表したのが、「Phantom I」。デザイン面でいえば、特徴的な長方形の形状や全体的な外観はあまり変わっていません。中身はというと、真新しい次世代システムオンチップを備えているのが大きな違いです。サイズが小さくなり、おそらく電力効率が向上し、歪みが少なくなり、同社によれば「熱放散が高まりエネルギー消費が向上する」とか。最新チップは音響の向上に加えて、以前のバージョンよりも最大4倍高いエネルギー効率が期待できるそうです。
「Phantom I」には103dBと108dBモデルがあって、前モデルの98dBと108dBバージョンから比べるとわずかに出力レベルが増加したのがわかります。103dBでは16Hz〜25kHzの帯域幅、サイドパネルはライトクロームとマットブラックのオプションがあります。108dBの方は14Hz〜27kHzとわずかに広い帯域幅範囲、サイドパネルはダーククロームと22カラットのゴールドから選べます。どちらもマットブラック、あるいは光沢のあるホワイトのカラー展開です。背面にはLEDシグナルがあるほか、新しいスタンバイモードを含む「より直感的なインターフェイス」も装備しているとのこと。
こうしたハードウェアのアップグレードに加えて、接続方法もパワーアップしたようです。新しいDevialet OS、AirPlay2と最大24ビットのより優れたユニバーサルプラグアンドプレイにも対応。またデッキには、新デザインのリモコンと、アナログ接続が可能な新しいArchハブアクセサリが備わっています。
でも、最も気になるのはお値段、ですよね? ずばり103dBバージョンは2,200ドル(約23万2000円)、108dbバージョンは3,200ドル(約33万8000円)です。実際のところ、オーディオにこだわる人に向けたハイエンドなスピーカーのなかでは悪くない方です(たとえばBugattiのスピーカーには価格が明記されていないものも…)。もちろん、ソノスやアップルのHomePodなど5万円以内で手に入るものと比べたら、Phantom Iは間違いなく高価です。それでも投資してみる価値があるかどうかは、実際に使ってみないと言い切れないんですけどね(そういえば、私の周りのデビアレユーザーのなかで、どこがどう良いのか熱弁してこない人はいない = みんな熱弁してくる)。でも個人的には、それくらいの値段を払うなら超超超良くなくっちゃ困っちゃいます。
からの記事と詳細 ( デビアレ、旧モデル超えのめちゃ高額&高音質スピーカーを発表! - ギズモード・ジャパン )
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