株式会社日本HPは、13.3型ビジネス向け軽量2in1「Elite Dragonfly G2」および14型個人向けクリエイターノート「ENVY 14」を国内向けに販売する。前者は2月下旬より、後者は1月下旬より発売し、直販価格はそれぞれ21万4,800円(税別)から、14万9,800円(税別)から。
Elite Dragonfly G2
Elite Dragonfly G2は、マグネシウムCNC削り出し筐体を採用した軽量2in1。CPUが第11世代Core(Tiger Lake)に刷新され、紛失防止タグの「Tile」を標準で内蔵する。
2月下旬より販売されるのは4Gまたは5Gモデムを搭載したモデルで、プライバシーフィルタのSureView Reflectも標準で備える。Wi-Fiのみに対応するモデルは5月の発売を予定している。
おもな仕様は上位モデルの場合、Core i7-1165G7、16GBメモリ(LPDDR4X)、512GB M.2 NVMe SSD、13.3型フルHD(1,920×1,080ドット)タッチ対応IPS液晶ディスプレイ、Windows 10 Proを搭載。
また、中位モデルでは上記仕様からCPUがCore i5-1135G7となり、下位モデルではさらにメモリが8GB、ストレージが256GB M.2 NVMe SSDに変更される。WWANについては全モデル共通で、4G(Intel XMM 7360 LTE-Advanced)または5G(Snapdragon X55 5G Modem)から選択でき、すべてGPS機能も内蔵する。
インターフェイスはともに、Thunderbolt 4×2、USB 3.1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5、HDMI 2.0、92万画素Webカメラ(顔認証対応)、指紋認証センサー、音声入出力などを備える。
本体色はドラゴンフライブルーで、サイズは約304×197.5×16.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.15kg。バッテリ容量は56Whr。
ENVY 14
ENVY 14は、縦横比16:10ディスプレイを採用したクリエイター向け14型ノート。こちらもCPUに第11世代Coreを搭載し、GPUにはGeForce GTX 1650 Ti with Max-Qも選択できる。CPUとGPUに適切に電力を割り振るHP Dynamic Powerにより、ディスクリートGPU搭載モデルで最大約12時間30分、非搭載モデルで最大15時間のバッテリ駆動を実現する。
国内向けの独自仕様として、Enterキーの右側にキーを配置しない専用日本語レイアウトを採用。すでに同社から発売されている「Spectre x360 14」と同様のレイアウトとなった。あわせてタッチパッドの面積も拡大し、使いやすい設計とした。
おもな仕様はパフォーマンスプラスモデルの場合、Core i7-1165G7、16GBメモリ、GeForce GTX 1650 Ti with Max-QまたはGTX 1650 with Max-Q、1TB M.2 NVMe SSD、14型1,920×1,200ドットタッチ対応IPS液晶ディスプレイ、Windows 10 Proを搭載。
パフォーマンスモデルの場合、GPUがXe Graphics(CPU内蔵)のみ、ストレージが512GB M.2 NVMe SSDに変更される。
インターフェイスは共通で、Thunderbolt 4、USB 3.0×2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、HDMI 2.0、92万画素Webカメラ、指紋認証センサー、音声入出力などを備える。
本体サイズは約318×224×17.5~23.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.52kg。パフォーマンスプラスモデルでは135W、パフォーマンスモデルでは90WのACアダプタが付属する。
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