ラトルとバイエルン放送交響楽団による《ワルキューレ》登場!
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サイモン・ラトルの指揮によって2019年1月-2月にコンサート形式で上演された《ワルキューレ》。ラトルのワーグナー解釈は、前作《ラインの黄金》(900133)から4年を経て更に磨きがかかり、壮大なドラマ全体をきっちり見据えた演奏が繰り広げられています。
今回の演奏も、前作と同じく歌手陣のすばらしさが特徴。前半のドラマで中核をなすジークムントは、現在「最も輝かしいヘルデン・テノール」として評価されるオーストラリア出身のスチュワート・スケルトンが演じ、ジークリンデ役にはオランダ出身のエヴァ=マリア・ウェストブルクを起用。優れたワーグナー歌手として知られる彼女の持ち味をラトルが丁寧に引き出しています。フリッカ役は前作と同じエリーザベト・クールマンが演じていますが、ヴォータン役はミヒャエル・フォッレから英国の俊英ジェイムズ・ラザフォードが引き継ぎ、若々しく伸びやかな声を披露。また、ブリュンヒルデ役、イレーネ・テオリンのヴェテランらしい貫禄の歌声は他を圧倒、幕切れの「ヴォータンの告別」での二重唱でも彼女の歌声は抜群の存在感を放ちます。また、物語の要となるワルキューレたちにも優れた歌手が配されており、瑞々しく力強い歌声を楽しむことができます。
全体をまとめるラトルの指揮は、シャープな表現をオーケストラに求めることで、世界最高のアンサンブルであるバイエルン放送交響楽団から、明快、かつ美しい響きを紡ぎ出しています。
(ナクソスジャパン)
ワーグナー(1813-1883): 楽劇《ニーベルングの指環》 第一夜《ワルキューレ》
【CD1】第1幕
1-5.前奏曲と第1場
6-12.第2場
13-20.第3場
【CD2】第2幕
1-7.前奏曲と第1場
8-13.第2場
14-15.第3場
【CD3】第2幕(続き)
1-7.第4場
【CD4】第3幕
1.第1場: ワルキューレの騎行
2-4.第1場
5-7.第2場
8-12.第3場
13-16.ヴォータンの告別
【演奏】
ジークムント…スチュアート・スケルトン(テノール)
フンディング…エリック・ハーフヴァーソン(バス)
ヴォータン…ジェイムズ・ラザフォード(バリトン)
ジークリンデ…エヴァ=マリア・ウェストブルク(ソプラノ)
ブリュンヒルデ…イレーネ・テオリン(ソプラノ)
フリッカ…エリーザベト・クールマン(メゾ・ソプラノ)
他のワルキューレたち
ゲルヒルデ…オルウィン・メラー(ソプラノ)
オルトリンデ…アンナ・ガブラー(ソプラノ)
ヴァルトラウテ…ジェニファー・ジョンストン(メゾソプラノ)
シュヴェルトライテ…クラウディア・ヘックレ(アルト)
ヘルムヴィーゲ…キャサリン・ブロデリック (ソプラノ)
ジークルーネ…エファ・フォーゲル(メゾソプラノ)
グリムゲルデ…アンナ・ラプコフスカヤ(アルト)
ロスヴァイセ…ジモーネ・シュレーダー(メゾソプラノ)
サイモン・ラトル(指揮) バイエルン放送交響楽団
【録音】
2019年1月29日-2月10日 ライヴ
ミュンヘン ヘルクレスザール
"壮大な" - Google ニュース
March 03, 2020 at 12:30AM
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《ラインの黄金》から4年~ラトル&バイエルン放送響によるワーグナー《ワルキューレ》全曲が登場! - TOWER RECORDS ONLINE - TOWER RECORDS ONLINE
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